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  処女穴拘束解除  






§§ 処女穴拘束解除 §§

 エレベーターホールで絽以が待っていた。
「なんだ、それ?」
「ハァー、話せば長いのよ」
「ハハハハハ、そうそう、もう昔の部屋が使えるようになったから、そっちへ来いって。俺も一部屋もらっちゃった」
 絽以に連れられて王族の寝所のある階で降りた。
「なんか、思い出すよな」
「ほんとだ……」
 本来なら一番見慣れた風景のはず。

 そうだ……
 この廊下を通って、この入り口。
 入るとすぐホール。
 こっちの扉が食堂。
 こっちがトイレ。

 だんだん思い出して来た。

 こっちが私の寝室……

 あああああああああ
 記憶が蘇る!

 クローゼットの奥に隠し扉。
 地下室へ続く階段。
 転送装置。

 十数年ぶりに見る寝室は急ごしらえで改修や掃除をしたらしく、ベッドのマットや寝具類は全くの新品に変わっていた。
 部屋全体は当時のまま維持されていたらしく、思ったほど古臭い感じはしない。
 あとこれで貞操帯や首輪、手枷足枷にブーツが外せればくつろげるんだけどなぁ。

「絽以の部屋見せてよ」
「おう、こっちへ来いよ
 絽以の部屋は私達の部屋を出た廊下の端、おつきの侍従やメイドの控え室だったところだ。
「さすがに質素ね」
「俺はこっちのほうがいいや。ま、たった2週間の仮住まい。普通のホテル程度の立派さだぜ?」
「うん、そうだね」

 ―― コンコン ――

「はーい! どうぞ」
「お前が言うなよ」
「あ、ゴメン」

 扉を開けるとニルさんが立っていた。
 ニコニコ笑っている。
「姫様、お待たせしました。 これが鍵全部です。筒の動きを止める鍵も入ってます」
「やったぁ!」
「それで…… もしよろしければ、今膣内に入っている装置を抜こうと思うのですが」
「お願いします! 是非!」
「今って、ここでかよ?」
「うん、あっちの部屋だとお父さんたちが居るし。絽以、シャワー貸して?」
「いいけど…… じゃぁ俺、しばらく出てるわ」
「ロイ様、絶対に居てください」
「えっ?! なんで?」
「たぶん、姫様が必要とされるからです」
「まぁ、そ、そう言うなら……」
「スケベ!」
「ちがっ! お前なぁ!」
「キャハハ」
 この部屋はもともと従者用なので、本当にシャワーしか設置していないらしい。
 私はワンピースを脱ぎ、シャワー室に入って、股だけ入念に洗った。
 ブーツ履いているので、局所洗いしかできないから。
 部屋ではニルさんと絽以がぼそぼそ話をしているが、良く聞き取れない。
「お股せー!」
「ダジャレかよ」
「あっ……!」
 シンプルな絽以のベッドの上に、大判のタオルが敷いてあった。
 何かその様子がすごく儀式めいていて、私は声を上げ、動きを止めてしまった。
 体内に挿入された装置を分解して抜くだけだというのに、もっと違った、そう人生の節目に直面しているような高揚感と緊張感がある。

 本当に儀式のように、ニルさんの前におごそかに進み出る。
「姫様、お首を」
「ん……」
 頤(おとがい)を持ち上げると、ニルさんが鍵を差し込み、カチリと解錠した。
 あの屋敷で嵌められて以来、しばらくぶりに首が解放された。
 洗うチャンスのある時には、きちんと洗ってたはずだけど、それでもやっぱり首輪の裏は垢だらけ。
 首の周りも垢が浮いてボロボロだ。

「お手を」
 左右の手枷も外してもらった。
 手首にも同じように環状の垢の塊が……

 ニルさんが屈んだので、ブーツの足を差し出す。
 足枷が外され、やっとブーツを脱げる時が来た。
 ジーッとジッパーが下ろされる。
 そっと足を抜くと、思ったほどキツい匂いはしない。
 蒸れた汗と湿気を含んだ革の匂いだけだ。

 ふくらはぎと土踏まずを、ぎゅっぎゅっとマッサージする。
 青竹が踏みたい!

 お尻のディルドーを留める鍵が外された。
「絽以、あっち向いてて!」
「お、おう」
 押さえる金具ごとディルドーが抜き取られる。
「はあん……」
 やっぱりお尻きもちいい。

「細かい汚れはあとでまとめてシャワーすれば良いので、まずはそのままベッドに寝て下さい」
 言われた通りに絽以のベッドに仰向けに寝る。
 手足が軽〜〜い!

「タオルがお尻の下に来るように…… そう、それでいいです。では失礼して……」
 ニルさんが足元からベッドへギシッと乗って来た。

 まず、膣内の筒を貫いて留めている棒が抜かれた。
 次に貞操帯に鍵が差し込まれ、3回転回されて、貞操帯の腰ベルトがリリースされた。
 嵌められてから毎日、鉄パンツのように穿きこなしていたけど、こうしてみると本当に自由を奪われていたんだ、って実感する。

 前を覆う金のパネルが手前へ捲られ、ベッドの上に置かれると、ずっと隠されていた私のおま○こが露出した。
 クリトリスのピアスが手前方向に持ち上げられたまま、下腹部の上にちょこんと乗っている。
 私の方からでも、剥かれたままのクリトリスがリングに貫かれ、飛び出したまま固定されているのがよく見える。
 あ、あんなに…… 大きかったっけ……
 恥ずかしさに耳まで真っ赤になる。

 私からは見えないけど、ニルさんがおま○こから少し飛び出した筒の根元を掴んだのがわかる。
 両手を使って、片手の指で筒の中を押さえ、片手で筒の下部のリングを回すつもりみたい。

 ―― ゴチョッ! ――

 金属同士がゆっくりぶつかる鈍い音がして、膣内の突っ張る感じが消え、中がゴツゴツと痛くなった。
 微妙にあちこちが押されて、尖った快感がこぼれ出る。
「う…… あ! ン…… イ……!」
「ハァ……」
「ハァ……」
「ハァ……」
「ハァ……」

 ソコはもうドロドロだ。
 タオルがあって助かった。

「1枚ずつ抜きますよ」
「ンーーーーー!!」
 ズルーーッと内部が引っ掻かれる感じがあって、悲鳴を上げ、腰が浮いた。

「少し我慢してください」
 正直、すごいきもちいいんだけど、少し強すぎる尖った快感が、冷や汗を流させる。

「ンーーーーー!!」
 ―― チャリン ――
 また。

「あと何回か我慢してください」
「ンーーーーー!!」
 ブルブル。

「ンーーーーー!!」
「ンーーーーー!!」
 だんだん抜かれる時の刺激が楽になってくる。

「ンーーーーー!!」
「ンーーーーー!!」
「ンーーーーー!!」

 また、チャリンチャリンと音がした。

「ふーーーーっ、終わりです。お疲れさまでした」
「……ああん……」
「姫様……?」

 おま○この奥、楽になったのはいいけど、ものすごい喪失感が襲って来た。

「姫様……? 大丈夫ですか?」

 おま○んこ寂しいよ……
 おま○んこ寂しいよ……
 おま○んこ寂しいよ……

 性器の発する切なさの叫び。

「腰を上げて下さい」
 言われるままにブリッジのようにして腰を上げると、貞操帯が抜き取られた。

 下腹部に乗っていたクリトリスのピアスがポロンと下方向に落ちる。

「ハウッ!!」

 クリトリスにテンションがかかり、目の前がバババッ!とピンクの霞で覆われた。

 ドローーンとピンクの霧に粘り気が加わる。

 ―― ドック! ――

 ―― ドック! ――

 ―― ドック! ――

 ―― ドック! ――

 も、もうだめっ!

 血が頭に昇り、そして全身を朱に染め、私は喉の奥から絞り出すように叫び声を上げた。

「絽以! 絽以ぃぃいいいい!! 来てぇぇええええ!!」



§§ はじめて §§

「では、私はこれで。ロイ様、姫様を宜しくお願いします」
「う、うん」
 ガチャガチャと慌てて軽装甲冑を脱ぐ音がする。

 ギシッ、とベッドが傾く。
 正面に絽以の顔。

 ピアス以外、久しぶりに全裸の私。

「珠里…… いいのか……?」
「うん…… 来て……」
 いきなり腰を抱えようとする。

「あ、待って! 一番……最高に……ソコで……したいから…… 順番通り、お願い……」
「うん……」
 絽以のはやる気持ちが痛いほどわかるけど、今回だけは絶対譲れない。

 目を閉じて頤を上げると、唇に熱い物が触れた。
 薄く開いた私の唇を割り開いて、熱いザラザラした突起がドリルのように侵入してくる。
「ンむッ……」

 舌と舌を絡め、お互いが納得し尽くすまで舐め回す。

 チュク
 チュク
 チュク

 チュク
 チュク
 チュク

 その音すら、わざといやらしさたっぷりに。

 ンチュ。

 ンチュ。

 ンチュ。

 回転運動から、出し入れの運動へ。

 そして一旦抜き、ちゅっちゅっと軽く唇を合わせる。

「絽以、大好き」
「俺も」
 かーっ! 自分でこんな甘々なセリフ吐くなんて信じられない。
 でもその会話が自分の耳にフィードバックされると、なんとも言えず心の奥底まで蕩かされてしまうような気分だ。

 気恥ずかしさに加速され、絽以の背中に腕を回し、ぎゅっと抱き締める。
 絽以の胸板が私のおっぱいを押し潰し、先端のピアスから甘い甘い気持ち良さが胸の奥へ流れ込む。

「乳首、いじっても平気か?」
 コクッと頷く。

 絽以はピアスに気を使ってるのか、まずおっぱい全体を手でぱふっと掴み、乳首に触れずにゆっくり揉んだ。

「あハァっ……!」

 絞り出すような熱い吐息を吐く。
 私のお腹に軽く馬乗りになり、両手で左右対象に揉み運動。

「ハぁああああああっ!! ンはあぁあっ! 快感がおっぱいに集まっちゃうゥ!!」

 パフパフ、くにゅくにゅ。

 パフパフ、くにゅくにゅ。

 地道に、地道に、揉み運動。
 胸の快感で腰まで痺れてきた。

 ゆっくりたっぷり揉んだあと、左右同時に、指先で乳首をそっとつまむ。

 キュッ……

「はあああん!」

 あっ、あっ、あっ!

 キューー

 次第に強くつままれるゥ!

 キューーーッ!

 胸の奥から快感が染み出す!

 つまんだままコリコリと左右にひねる。
 乳首に摩擦の刺激が加わる。

 摩擦の刺激は官能の上昇に直結する。
 それはクリトリスやおま○この入り口を指で擦るのと等価の刺激。

 ひねりながら加えられる摩擦の刺激が、熱い波になって脳を満たして行く。
 もう乳首の刺激だけでイキそう!
 いつのまにこんな技を覚えたのよぅ!

「ハアッ! ハアッ! ハアッ! ハアッ! もうイカせてぇええ!」
「何いってんだ。まだまだ初めの方だろ?」
「はああぁぁぁん!」

 プルプルプルッとおふざけするように乳首を弾いたあと、左右ともピアスをつままれた。

 いきなり乱暴に、天井方向にキューーーッと引っ張る。

 ちぎれちゃう!

 でもその一瞬の凌辱風味が、めくるめく快感を引き起こし、目の前にバババと星が散った。

「アーーーーーーーッ!!」

 あまりの気持ち良さに絶叫し、アソコからはどびゅっと蜜が出た。

 絽以はすぐにまた優しくおっぱいを揉み始める。

 またそこから同じルティーンを繰り返す。
 乳首を擦り、テンションを高め、そしてまた涙滴型の飾りをつまむ。

 ああっ!
 また来るっ!!
 涙滴型の飾りごと、乳首を貫くピアスリングをぎゅーーんと引っ張る。

「アーーーーーーーーーーーーッ!!」

 気の遠くなるような快感に、霞んだ意識の向こうで、あられもなく声を絞り出す。

 もう心臓バクバクで、このまま次クリトリスでもいじられてイッたら、きっと破裂して死んじゃうよぉ。
 耳もちぎれそうに熱い。


 絽以がずり下がる。

 ―― ドク! ――

 ―― ドク! ――

 ―― ドク! ――

 ―― ドク! ――


 ―― バク! ――
 ―― バク! ――

 ―― バク! ――
 ―― バク! ――
 ―― バク! ――

 最大に期待しているソコへ向かって、快感の責め手が移動して行く。
 怖くて怖くてたまらないのに、期待に胸が張り裂けそう。

 おま○この入り口を塞ぐように垂れた涙滴型のクリピアスを、絽以がそっと持ち上げる。
 いくらそっと動かしたって、今の私には何千倍もの快感の直撃。

 ビクゥ!

 体がのけぞる。

「ハァッ! ハァッ! ハァッ! ハァッ!」

 体の脇に揃えた手はシーツを鷲掴みにしている。

 次の責めが怖い!

 何をする気かさっぱりわからない!

 絽以の体が一気に下に移動した。

 股間に熱い息がかかる。

 うわあああああ!
 やめてよ!
 貞操帯外したばっかだから臭いよ!
 やめてやめて!

「あうっ…… ろい…… や……」

 なんとかその言葉を口に出しかけたとたん、べろりんと舐め上げられた。

「キアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッ!!!」

 抗議の言葉は悲鳴に変わった。
 体を硬直させ、もうほとんどイッたも同然の状態だった。

 かくんと硬直がほぐれそうになったところを、またべろーーーん!

「キ! ヒ! ……」

 後半は声すら出なかった。
 見開いた両目の縁から、涙が勝手に一筋垂れた。

 下向きに垂れていたクリピアスをそっと下腹部へ乗せ直し、絽以がずるーっと上へ上がってきた。

 顔が近づく。

 何をしようとしているのか完全に理解し、僅かな怖さを残しつつも、ものすごい嬉しさに包まれた。

「来て……」
「うん……」

 入り口に熱い棒が触れる。
 快感を享受することに慣らされまくった私は、本当に幸せなことに、入れてもらう嬉しさばかりが脳を支配し、もう不安感はほとんど無くなっていた。

 ―― バリッ ――

 本当はこんな滑稽な音なんてしない。
 だけど、あれだけの筒形装置を入れられ続けてもびくともしなかった環状の薄い粘膜は、それなりに丈夫だったらしく、ピアスを突き通された時のような肉の振動を、こんな音のイメージでお腹の奥に伝えてきた。

「イテテ」

 やっぱり痛い。

 絽以が気を遣いながらゆっくり押し込んでくる。

「うーーーーっ! イテテテ」

 でも、クリトリスにピアスされた時の痛みに比べれば、大したことない。

「大丈夫か?」
「ウン、平気だよ、これくらい。でも、絽以には悪いんだけど、前後運動ナシね?」
「えっ? ああ……」
「でも、きっと大丈夫だよ」
「え?」

 絽以が奥まで突っ込んだところで私の上に折り重なり、ぎゅっと抱き締めてくれた。
 私も絽以の背中に手を回してしっかりと抱いた。

 繋がったまま、長い長い抱擁。

 動かさないので、痛みが一時的に収まって来た。

「おっ?」
 絽以が変な顔をする。
「ウフフ……」
 まだまだ、繋がったままの、長い長い抱擁。

「おおーーっ! なんだこれ! 何してる?」
「なんかねぇ、あたしのナカって勝手に蠢くみたいなの。だから、動かなくても、ほら……」
「おーーっ! あーーーっ! マジかよ! す、吸われるようだ! あ、あ、あ、あ、ああああああ!!」

 ただ突っ込んで、抱き合ってるだけで、こんなにキモチイイなんて!

「おーーっ! あーーーっ」

 絽以が叫ぶ時、私のナカも満たされる。
 おま○んこの筋肉で、しっかり絽以のモノを握り締めた手応えを感じる満足感。
 愛されている実感を伴う、私にとって最大のご褒美。

「おーーっ! あーーーっ」
「んんーーーーっ!」

 また波が来た。
 私も素直に声を出す。

 絽以の耳元に口を近づける。

「キモチイイ……」

 こしょこしょと小声で囁くと、絽以のがまたギーーンと硬くなった。

「うお! 囁かれると感じるっ!」

「フフ…… キモチイイ……」こしょこしょ

「ひーっ! おーーっ! あーーーーーーっ! また締まるッッ! もうっ!もうっ!」

 抱擁の中で、お腹の中心がゴキーンて突っ張り、熱くなる。
 射精する瞬間って、こんなふうに分かるものなんだ。
 一瞬、絽以のモノがもっと太くなった感じがした。

「あ…… あ…… あ…… ごめん、出しちまった」
「嬉しい…… あ、今日は出しても平気な日だから」
「ふーっ」

「別に、出来たっていいじゃん」
「そ、それはそうだけど…… いや、まだ早いよ」
「フフフ」

「それにしても動かなくってもスゴイ快感だな。名器ってヤツ?」
「なによそれ、知らなーい。比べたことないもん」

 まだ絽以と繋がったままだけど、絽以のぜんぜん小さくならない。
「なんかすごいね、まだカチカチだよ」
「なぁ、ちょっとだけ動いてもいいか?」
「…… うん…… ちょっとなら……」
「よし」
 絽以がゆっくり抜こうとしたら、さっきの痛みが襲って来た。
「あいてててて! ごめん、やっぱり今日は動かすの無理みたい」
「そうか…… 悪かったな……」
 残念そうに言って絽以が全部抜いた。
「あーヒリヒリする。ごめんね」
「いや、俺こそ」

 ベッドに向かい合わせで起き上がる。
 絽以のモノにはねっとりと赤い血が絡み付いていた。

「絽以、ありがとう」
「珠里こそ」
 そのまま、またキスをした。


 口を離して絽以の股間を見るとまだギンギン。

「フフフフ、きかんぼうってヤツ?」
「ちぇっ。なんだよそれ」

 私は絽以に背を向け、ゆっくりとベッドに四つん這いになった。

 自分が何をしようとしているか、口に出して説明する前に、ロコツに絽以に悟られそうで、顔から火が出そうなほど真っ赤になった。

「……死ぬほど恥ずかしいけど…… いいよ…… おしり…… こっちは思う存分突いていいから……」
 自分で言いながら、恥ずかしさに消え入りそう。

 お尻の穴の力を抜いたら、くぱぁって開いた感じがして、お尻の内側がすーっとした。

「うっ……! こんな…… こんなすげぇ光景ってないよ…… 吸い込まれる……」

 絽以はベッドの上を膝でにじり寄ったあと、魂を奪われたようにいきなり私のお尻に突き立てた。

 ズドーーーーン!

「アーーーーーーーーーーッ!!」

 またまた絶叫絞り出し。
 今度は純粋に悦楽のトーンを含む。
 さんざんアナル調教された結果を享受する。

 嬉しい!
 楽しい!
 きもちいい!!

 突かれるごとに激しく揺れる3つのピアスが快感を加速する。
 純愛の快感と肉欲の快楽!
 二ついっぺんなんて私、幸せすぎ!?

 貪るように突く絽以の激しさが、ラブラブの染み渡るような快感と対照的な、ブッ飛ぶような快楽を私にくれる。

「アーーーーーーーーーーーッ!」

「アーーーーーーーーーーーッ!」

「アーーーーーーーーーーーッ!」

 はひっ。

 はひっ。

 はひっ。

 気が遠くなる。

「アーーーーーーーーーーーッ!」

「アーーーーーーーーーーーッ!」

「アーーーーーーーーーーーッ!」

 はふっ。

 はふっ。

 はふっ。

 喉が痛〜い!

「出すぞ! 珠里!」

 ええっ? また出るの!?

「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」

 ババババババ!
 と目の前に真っ白い星が散らばって、ゆっくりと前のめりに倒れた。





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